【読書メモ】ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
■良いも悪いも何もない人生はつまらない
・泣いたり笑ったり、怒ったり喜んだりと感情豊かに生きるほうが楽しい
■仕事・家庭・趣味「3×3分割図」で人生設計
■日々やってることは3つに分けられる
①やらなくてはいけないこと
②やりたいこと
③ヒマだからやってること
・やりたいことができずに、やらなくてはいけないことの割合が増えるのはつらい
・できるだけ若い時から長く、「やりたいこと」中心の生活を送れるようにしておくことが大事
■ニセモノの欲望に騙されてはいけない
・自分のオリジナルの欲望とつくられて付着されているニセモノの欲望を区別する
→ニセモノの欲望は手に入れてから少し時が経つと要らなくなる
→家にいらないモノで溢れている人はその傾向があるかもしれない
・自分の本当の欲望はしっかり捉えておくこと
■何かを選ぶときは、一番大事な1つのポイントで決める
・あれこれ基準が多すぎると無難な決定しかできない。
→選んだあとに、必ず不満がでる。
→一緒に働くひとも同じで、いろいろ足りないけど、これだけはピカイチの人を集めていくほうが、強い組織になる。
■人生の先輩の言うことは「人間の本質」に関することを謙虚に聞く
・仕事のスキルや、キャリアのことは変化が激しいため、時が立つと役に立たない知識となるので、参考にしないほうがいい。
・人間の本質とかは、100年でも変わらないので謙虚に聞くべし
→逆にいうと、将来残せる言葉は人間の本質的な所だけ。
■こだわりの対象を「自分」→「自分より遠い」に移さないと客観的な未来予測ができなくなり、結果として、自分のなりたい未来から遠ざかる。
・自分に近いことにこだわると影響力が大きい(コントロールできる)のと間違いが起きやす(客観的になれない)。
→例えば、自分は熱血の巨人ファンだった場合、「巨人が勝つ」というバイアスがかかってしまう。
・最初は、「世界を変える」と意気込み企業する→そのうち家族ができて「やはり家族が大事」だと考えて「家族派」になる→晩年は、「永久に死にたくない」と思い始める。最後は自分のエゴに戻ってしまう。
・上記よりかは、若いときに「金持ちになりたい」→そのうち「家族に幸せになってほしい」→家族の次は「日本をかえるべきだ」→最後は「世界平和に貢献したい」とこだわりの対象がどんどん遠くなる
・2つの違いはこだわりが近いほうが、影響力が大きくて、こだわりが遠いほうが影響力が小さいことから生じる違い。若いうちに自分へこだわっとかないと将来、しょうもない自分へのこだわり(登壇したいとかの自己顕示欲てきなやつ)が邪魔してしまう。逆に自分へのこだわりに追求しつくした人は、どんどん遠くにこだわりをもつため、よりインパクトの大きなことに視点が映る。
■仕事を早くするためには働く時間を減らさないといけない
・人は期限がないと、必死になれない。期限内に終わらせることに必死になると、生産性を上げるために頭を使う。逆に働く時間を決めてない人は、必死になれないので、いつまでたっても頭を使わなくなる。
→それでもストイックにやりたい人は、22:00まで仕事をするなら、ほんとは夜中の2:00まで掛かりそうな仕事量をやる前提で一日を開始すること。そうすれば22:00までになんとか終わらせようと必死に頭を使うはず。
→必死に考えて生産性を上げれば19:00に終わるけど、22:00くらいまでだらだら働いて終わらせるような働き方が一番だめ。
■人脈つくりは無意味
・本人が魅力的になるように頑張ったほうがいい。
■コミュニケーションを成功させる3つのポイント
①自分が相手に「感じさせたい」「思わせたい」かを正確に理解する
②相手の受動体の「仕組み」と「感度」を理解する
③相手の受動体に送るべき「言葉」や「態度」を具体的に選択する
■運命と戦うか、受け入れるか
戦うか、受け入れるか。それによって変わるのは、人生の経過。だから勝つ負けじゃなくて自分が「戦う人生」がいいのか「受け入れる」人生がいいのかによって決めるべき。
■自分の表現方法と出会う
・人間は誰かに理解してほしい、というのは、人間なら誰もがもつ欲求
・ツールとしては、
→話ことば、書き言葉、短歌俳句、演芸、写真、絵、デザイン、楽器、メロディ、声、体(踊り、体操、スポーツ全般)、演技、映像、料理、プログラム、創造物、働き方やビジネス